雑記:とうらぶ・文アル他、80 †
4月28日めも。 †
リアルタイムで10月13日、なんかここ数日でだいぶ間が縮んだようなそうでもないような、ところでこれ、数年前から一応書き続けているんですがこんなふうにいつもまとめてがーっ、みたいな感じでリアルタイムの記録的な意味は全くないです。
一応日付け分は書き続けてるみたいな感じ。
書いたことによってなんらかの意味があるのかどうかは微妙だけど、少なくとも私の記憶の整理にはなるかなー、どうかなー、みたいな。
Fateシリーズの「GrandeOrder」なんてゲームも始めるには初めてみたんですが、まあずっと【文豪とアルケミスト】をメインでやってます、イベントにも一応毎回ちゃんと出てるんだけど、こうやって毎回日付けがぼこっと空いているので書きたくなってる時期にも全然書けないのでこう、なんの意味があるのかわからないよね!
完全に無視して10月のリアルタイム内容で書けばいいのに、と思わないでもないんだけど、それもそれでなにがなんだかわからない。
いや、雑多なページだけ作って今日の日付けで書いてもいいのか…そこまで追い付いたら初めてそこで回収するみたいなの…面倒だけど。
面倒ならそもそもこんなもん打つ必要も特にないよね、半端だよね。
眠くてふらふらしながら、これを打ち始めたものの、そんなに特にまとめたいことがあるわけでもないので、雑感みたいなものをぼろぼろ、まだ完全にまとまっていないものが結構ぽちぽち数だけはあっていまいち今なにを抱えてるのかわからないところがあるからなぁ、多少集まって来たものだと『新思潮』なんてのもあるのかな。
私が主にこれに触れてる時は第4次と言われてるものです、次号に続く。
4月29日めも。 †
【文豪とアルケミスト】に出て来る文豪ら(あんまりこの呼び方はしないけど、何人かは絶対違うだろ?! みたいな意味でそんなに大した意味はない、キャラに関してだとなんか人間味薄い感じでいいんじゃないかなー)(ただ好みじゃないの)、に関してのいろんな情報をまとめている最中の断片を、ちょっと書いてる間に少しでも整理出来ないかな、みたいな感じのもろもろ。
『新思潮』ってのがあるんですが、これはよく一高と呼ばれている高等学校の生徒らを主体にして出されている同人誌で、まあ一番有名なのは「第4次」なんじゃないのかな、芥川と菊池さんがいるからですが。
この少し前に「第3次」というのが存在してまして、よく4次面子が3次『新思潮』の説明を分捕っているのを見ることがないでもない。
ぶっちゃけ、3次と4次の面子が同じだと一体なんのために一回「第3次」が終わったかわかりにくくなるので止めて欲しいんですが、3次の主要面子は菊池さんでも芥川でもなく別の人らで、ただ、4次の主要面子である久米正雄さんて人が3次のほうでも比較的重要な地位に付いてたよー、みたいな話らしく。
そういや菊池さんが書いた「無名作家の日記」はわざとなのかこの3次と4次時点の出来事がごっちゃになっていまして、菊池さんが京都にいて全くその雑誌に参加させて貰えず発行していたのは第3次、その時点では芥川はまだ小説でデビューしてないので、まああれ、フィクションなんだよね、結果的に。
(実際には芥川、3次の時点でも1作小説書いてるんだけど、この号がたまたま発禁になっちゃってるしね、まあどの道「鼻」がモデルだと時期がズレるんだけどね。)
4月30日めも。 †
【文豪とアルケミスト】に関係して『新思潮』の話。
谷崎さんがこの新思潮に載せてたのは知られているものの、正直それ分類で扱われているのは見たことないかなー、どっちかというと荷風さんとの関係で三田派(慶応大学のこと指してるよ)として知られてることのほうが多いみたい、あくまで同人誌だしね『新思潮』、谷崎さんは第2次の時の面子だそうです。
そういや、第1次の時点で花袋とか藤村とかいるんだけど、これがどういうことなんだかはちょっとわからんです、そもそも「一高」ってのが結構面倒な存在で、すごくざっくりと東京帝大に入るための学校、みたいな存在なんですが。
前身がいろいろあるのでどこからどこまで含まれているのかぱっと見にわかりにくい上、一時的に在籍とか結構ある時代なのでなおさらわかりにくい…。
一高てのは当然略称なんですが、元の名前は第一高等学校。
各地にある帝大に入るための数字の付いた高等学校の最初の一つです。
一応ほとんど全員東京帝大を目指すらしいんだけど、まあなんかいろいろあるので、いろいろあるので、事件が起きて京大に行くことになった菊池さんほど派手なケースが他にある気はあんまりしてないけど。
「マント事件」というあれは、普通にWiki辞書で記事になっているのでわりと詳細が知られており、東京帝大の学長が犯人の後見人だったんだよーん、みたいなことまでめっさ載ってました。
生々しいにもほどがあるだろなんだよそれ、多分犯人より事件のが有名だよね!!
なんのことか忘れる勢いで脱線するところでしたが、ちょっとこの話続けます。
5月1日めも。 †
【文豪とアルケミスト】と『新思潮』とマント事件の話が続いてます。
マント事件と一高括りの同人誌って関係あるの? というと、ないわけでもないんじゃないかなー、というのがここの主題。
この方「佐野さん」て人なんですが、同級生からマント盗んでおいて質入れして、その罪を菊池さんに押し付けた感じの人。
名前まで覚えなくてもいいじゃん、と思う向きもまあ当然だと思うんだけど、この人、実は意外と言及されていることが多い…。
一高時代の菊池さんの対となってた親友括りの人みたいです、で、久米さんと菊池さんがクラスでも目立っていて(芥川と井川さんもしくは恒藤さんて人が秀才コンビとして目立っていて、久米さんと菊池さんは野党的に暴れてたとか表現されてたのがわかりやすいんじゃないかな)、久米さんの対の親友が松岡さんという新思潮4次の一人。
菊池さんの親友がその佐野さん。
結構クラスメイトの話してると周辺の人からも名前が出て来るんだ佐野さん…まあ、菊池さんの一番親しいのが佐野さんってのは変わらないって意味なんだろうけどね、なんか不思議なものを見てる気分にさすがになるんですが。
この佐野さん、実は『新思潮』の第3次に参加してるんだよね。
久米さんが関わってるからって第3次を送って貰って、そこに自分のことを京大に追いやった人が参加してたら、さすがにこう…さすがにこう穏やかじゃない気持ちになっても無理はないんじゃないかと思うんだけどどうなんだろう。
正直ちったあ大人しくしてて欲しいな私なら…、なんだよそれって感じ…。
5月2日めも。 †
【文豪とアルケミスト】と『新思潮』と菊池さん近辺の話。
「菊池さんを陥れた立場(>マント事件)」の佐野さんが第3次の時点で参加してたんだよー、という流れの続き、あの事件近辺についてはもうなんか、ご当人に聞くしかないような気がするんだけどもなんだ、すごく客観的に見てくと。
まずあれ、クラスで一番目立っていたのは芥川と恒藤さんの天才秀才コンビ(芥川はだいぶえらい美形だし、恒藤さんも目鼻立ちがはっきりした人なんで、芥川と並んでると目立った気がする、高校生離れした良識の持ち主でもあったみたいで結構好き)。
かなり大柄で強引な気質で日本人離れした久米さん、演説させると衆目を集めると言われていた芥川とはまた違うタイプのかなりの博識の菊池さん。
久米さんを常識的で懐の広い松岡さんや菊池さんがフォローして、みたいな、結構楽しそうな感じのクラスなんだよね、なんか想像出来る。
久米さんと松岡さんのコンビは、なんかちょっと久米さんが松岡さんに甘えてるようなところがあるところが他でも語られている感じ。
が、佐野さんて、こう、菊池さんに必要あるかな、というのが、正直。
結局進学した東大でも盗難事件起こして結局学校を去ったらしいんですけども、東大学長が後ろ盾ではした金に困るほどの身分でもないよね…、性格にもだいぶん難がありそうだよね、というのがどうにもあちらからもこちらからも伺える感じの。
しかし、なんか非常に菊池さんに対しては支配的に振る舞ってたって、いやいや。
菊池さんの友人がこう、泣きながら説得していたのがよくわかる展開ですが、止めようとしなかった勢の気持ちもわからんでもない、なぜ騙されるかがわからないよ!!
5月3日めも。 †
【文豪とアルケミスト】と『新思潮』とマント事件近辺の話。
この「どうしてそんなやつがいいのぉぉぉ?!!」としか言いようがない(同性愛とかそんなのはもうこの際どうでもいい、もう佐野さんてわりとルックスいいとしか思えないけど多分貴族的なんだろうけど、そうでなきゃ意味わかんないじゃん!)展開を経て、さすがになに目立つことしやがってんだ、と菊池さんが切れたのが新思潮第3次に彼が載せてたことだったんじゃないかと思うんだけどどうなんだろう。
同人誌だけど普通に書店に並ぶんだよね、しかも、書店がパトロンだったみたいなの(そこが手を引いたので第3次が潰れた経緯とかもある)。
つまりあれ、『無名作家の日記』で菊池さんががーがーと恨み連ねてたのが芥川の経歴と「佐野氏(>マント事件)」と合成ってことになるんじゃないかなと思っちゃうんだけどどうなんだろう。
妄想なんだけどそもそも芥川や菊池さんは新思潮の3次の時点で小説家を目指していたわけではないのではないか、というのは普通に言われてまして、そういう人って当時は変名を使ってたんだって、で、第4次の時点で本名になっているのでその辺で作家志望になったんじゃないのかなー、ということらしく。
まあその時点で久米さんが戯曲作家として世に出てたりしたしね、視野に入るようになっててもそんなに違和感もないんだよね。
つまりまあ「無名作家の日記」って本当にいろいろ圧縮されてるんじゃないのかなー、ということになるんだけど、よくあれだけ整合性あるよねぇ…。
書かれた時期や世に出た経緯から、芥川が協力したって思ってるんだけどねー。
5月4日めも。 †
【文豪とアルケミスト】と『新思潮』とマント事件のだらだら続き。
もうこれ、普通に検索してWiki辞書を見ればいいんですけども、いっつも他人に興味なさげな芥川が珍しく(あとの時代は知らんけど、一高時代はそんな感じ)、京大に行ってる井川さんに手紙書いてなんか哲学の本盗んだみたいだよー、みたいなことを言及してるんですが、なんだね、さすがに嫌味だなんだと言われたくらいのことはあったんだろうかって気がしないでもないな。
菊池さんが怒ってなければ皆静観してたんだろうけど、菊池さんが怒ると一気に元クラスメイトらは菊池さんのほうに同情するだろうしね…。
その辺のところは全くわかりませぬ、だって書いてないし、書いてないとわかんないし、しかし芥川が井川さんも興味あるよねー、みたいな感じで手紙書く程度にはまあ、感情の動きくらいはあったんかもねと想像するしかない。
(そういや菊池さんと芥川がある程度付き合うようになった要因の一つに、この井川さんが挙げられてることもあるんだよね、同じ京大なんで、そういや当時は恒藤さんかもしれないけどどっちの名前かわかりませんごめんなさい。)
なんか気付いたら『新思潮』第4次が発足することになり、そこに同じくクラスメイトの成瀬さんていう新顔が菊池さんも参加させないと可哀想ー!! って自分で稼いで彼の会費も払ってたそうです、なんか気付いたらっていうかそこまでに至る道筋もいろいろあるんだけど菊池さん絡みだとこんな感じなんだよ時系列。
これが芥川、久米、松岡(久米さんの親友)、成瀬(菊池さんの学費出したお家の子)、菊池の5人体制となりました、出来れば第3次は乗っ取らないであげて欲しい。
5月5日めも。 †
【文豪とアルケミスト】と『新思潮』、とマント事件というか多分菊池さんサイドから見た新思潮の話って気がして来たこれ(芥川サイドからだと漱石さんの存在が入ってくるんだけどここはあんまり詳しくないの)。
こうやって書き出していくと、一体いつくらいから文章で身を立てて行くつもりだったの? という気持ちになるというか…、菊池さんてひょっとして文科には行っていたものの、最初から編集希望だったんじゃなかろうか、という気分になって来ないでもない。
えーとあとあれ、雑学的に書いておくと、高等学校では「文科と法科」が一緒になっていて前に出て来た芥川の友人の井川さんは法科に行かれたようです、というか菊池さんてわりと法科の友人多いよね、ちらほら話聞くし。
(文科の友人はいるのかいないのか、文士の友人という桁になってるのでよくわからないというのが正直なところ。)
(一高で菊池さんや芥川の同級生近辺は気持ち悪いくらい文士がわらわらいるらしいですよ、原因や理由は知らん、正直なところ菊池さんや芥川が増やした部分も実際あるような気もするけど。)
まあなんというか、さすがに特にやる気がなくても芥川みたいなど派手な桁で世に出た人間がわりと身近にいると、嫉妬くらいはするよね、とは思わないでもなく。
芥川に対して嫉妬を剥きだした人って私は久米さんくらいしか知らないんですが(大した度胸だと思うマジで)。
すごく簡単に書くと夏目漱石さんて同時代を代表する小説家なんですが、彼が芥川が書いた3作目の小説を絶賛しまして、一気に世に知られたようです、派手だった模様。
5月6日めも。 †
【文豪とアルケミスト】と『新思潮』、と菊池さんサイドが主だったけどちょっとだけ芥川サイドの話の続き。
そもそも新思潮の第4次そのものが夏目漱石さんのところに出入りしていた4人プラス京大の菊池さんで作られたらしく、あんまり聞いたことないんだけどまあ普通に明言されてる上に最後の号も漱石さんの追悼特集なんでなんでそんなに記述されてないのかがわからん感じなんですが。
晩年、芥川が漱石さんに傾倒する言動見てる人も結構少なくないと思うんですけども、ここの当時はまあまあ尊敬はしていたもののそこまで入れ込んでる様子でもないんだよね、というか、なんかどっちかというと漱石さんのほうが芥川のことをやけに気に掛けていた様子があって、なにしろ相手が有名人だったんで光栄だけどー、みたいな態度だったってのが傍目に見ての芥川だったんですが。
(なんとなく漱石さんの若い頃が語られてるの見るとわかるかも、んで、芥川も晩年になって気付いたんかも、本質みたいな部分が正直なんか似てる、というか、まともに行動しているように見えてちょっとずつ軸が狂ってくところが似てる感じこの二人。)
まああれ、同人の一人の成瀬さんなんかも自分らが世に出たからやる気がないのかと怒ってたりもしてるよね、久米さんと芥川が商業誌でのデビュー済みだったりするので『新思潮』にはあまり熱心ではなく、雑誌が空中分解しそうな時の話。
芥川は自分の心情をあまり語らないので正直なところよくそこはわからない。
ただ、新思潮と無関係に、菊池さんに接近してるっぽいんだよね芥川、時事新報に入ってからって言われているので『新思潮』とは時期が被るね、うん、なして、かな?
5月7日めも。 †
【文豪とアルケミスト】と第4次『新思潮』の話。
で、菊池さんから見た芥川の話をちょろっと、前にここでまとめてた時にちょっと間違えてたんですが、京都に行くまでにほとんど接触がない(まあ野生児コンビと秀才天才コンビだとまあある感じ)、なんか京都に行っている時期に東京に戻ってくるとちょくちょく会話するようになり、まあ第4次新思潮で同人仲間となり、京大から卒業して戻って来た菊池さんが時事新報に就職した辺りから、接近してくるようになったみたいなの。
最後のは本当にほとんどそのままの表現なので、それ以前と比べて露骨だったんだろうけども、まあ同人仲間だし、芥川は海軍学校で菊池さんが時事新報で…なんだろう、時間があるようにはちょっと見えないんだけども、芥川が東京日日新聞てとこに出入りしてたんであるいはそこと時事新報が近いってことはあったのかもなぁと、新聞社同士だとそこまで離れてる気もしないしね。
(ここがのちのち菊池さんを紹介して『真珠夫人』を書くことになった新聞社。)
というか、時期がいつかあんまりきちんと把握してないんだけど、芥川が菊池さんに対してなんかとろんとした調子で一日中一緒にいてもいいけど退屈されるよね、みたいなこと書いてるのってこの時期になるのかな…、「新思潮の父」って表現してたからまだあることは間違いないだろうし、それ以前にそんな文章書くほど接触なさそうだし。
菊池さん側からはまあ、これで、全部だろうけど…。
芥川ってどの時点でなに考えてたんだろう、というのがなんかちょっとずつわからんような…、いや新思潮終わったあと、菊池さんのこと世に出すために自分のコネめっちゃ使ったんだよなぁ、なにがどういう順序でそうなってったんだろう真面目に…。
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