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高校講座(2015年)、日本史1

Last-modified: 2015-10-22 (木) 15:46:47

高校講座(2015年)、日本史1

第1章 古代国家の形成と貴族文化の誕生

第1回 旧石器から縄文へ

この間、鉄の歴史の本を読んでいたらば「ひょっとしたら石器も鉄器で削っていたこともありえるかもねぇ」的な言及がされていたんですが、その時点ではわからなかったんですが、要するに一般的で特に回収する価値がない石器はその場に置き去りにされても、貴重な鉄器が回収されて先祖伝来の道具になっていたって可能性の話が出てきていたのですが。
(大雑把に言うと、もうこの当時に中国なんかの記録では庶民が製鉄技術その他持ってるんだよね、日本ではなにか極端に遅いと言われてるし、鉄の鍛造に関しては製鉄よりも先に技術があったのでは? 的な指摘もある。)
うん、残念、今の時点ではまだ教科書には登場していないんだな、確かにいろいろ難しい問題があるしな、九州で圧倒的に鉄器が分布してるとか、ややこしい話もあるしなぁ。
 
で、まあそんな理由でこの回に関しては特に面白いことはなかったです。
そもそも私みたいな人間がなんでまた『高校講座』を見ているのかというと、一つは既存の学説がどの程度教科書に反映されたかな、という部分への興味。
それと私が団塊ジュニアのラスト世代でその約3年後の妹の授業と極端に内容が違ったという経験をしていること、それと、既存研究が狭い範囲の専門研究者が抱えていた段階と比べて他分野との交流が広がり、他技術や交流などの進展によって異分野にまで影響があったよん、的な指摘があることもあって、最後のは本気で収穫として期待してるんだよね。
この回に関しては石器があって縄文土器があって、でもその時代の進展はどうも大陸から切り離された時点で起こった(氷河期が終わって海水面が上がって陸地が水没した)などということにも言及はあったかな。
あと、日本から見ると大陸との関係はピンと来ないけども大陸からも見ようね、とね。

第2回 弥生文化と小国家の形成

大雑把に「邪馬台国はどこだ」論争というのがだいぶ昔から延々延々とあるというのは知ってはいるものの、いまいちっていうかあんまりテンションが上がらないのって基本的に異国の王につなぎを付けるのって小さいほうの勢力の起死回生策だからってことが多い(というか違うケースってあるのかなぁ? 起死回生ってほどでもないことくらいしか知らない)ので、まあ別にどっちでもいいんじゃないかなぁ、みたいな気分だし。
番組でも近畿だと大和王権と連続してはいると思うけど、九州だとつながりに関しては微妙だよねぇ、だとか、まあそんなところに拘ってましたっけか。そこならわかる。
あとあれですね、九州と近畿に関してはぽちぽちと文化的なつながりがあるっちゃああるんですね、刀とか鉄器とか古墳の形とか、物の歴史系見てるとそんな文言がところどころにあって、その時期や意味はともかくその流れそのものはわりと信憑性がありそう。
というわけで現在は邪馬台国は九州と近畿説になってんだなぁ、みたいな。
ここまで来るとそこそこの精度なので、まあ今後の展開は期待しますよ、今の段階だとそんなにそれ自体が面白いってことでもないけどねー、正直。
この話を面白がろうとすると、日本の地域単位がどれほど有名なお題目を真剣に奪い合うのかのレース展開みたいな部分の見学になるし、私そこまで達観してないです。
邪馬台国関連だとかつて一番衝撃だったのが『三国志』の中の「魏志倭人伝」だったことですかね、私が経済関係の古典として読んでた「管氏」と比べて800年くらいだっけ、もっと? あとでした、その本の中でもう民間に鉄加工技術広まってたよ。
 
なにが銅鏡だよ、いらなかったんじゃないの!!? みたいな切ない気持ちになるので忘れたいです、あと過去の年間気温の推移とかさらっと入ってたよ、わりと最近だよな。