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雑記:とうらぶその他、59 のバックアップ差分(No.2)

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*雑記:とうらぶその他、59 [#d6cd2621]

***9月22日めも。 [#wa69db2e]

『美の巨人たち』世界遺産「春日大社」古都・奈良を彩る常若の聖なる社、テレビ東京で8月20日の放映です、リアルタイムだと9月25日です、のでだいぶ近付いて来てるかな、このあとあと2日分だけ日付が巻き戻って終了です。
で、それ使い切ったらどうするべか、適当に考えよう。
 
この春日大社というのは、えーと、日本で多分3番目の地位を持ってる神社のようですが、どうもどうしてそうなのかが今の私だとよくわからない。
藤原氏の氏神ではあるのでそういう意味なんだろうと思っていたんですが、片割れである興福寺(藤原氏の氏寺)がどうもそこまでの地位ではないみたいなんだよな、あくまでも大和国の支配者というか、いやまあ結構な地位だけど、桁が違う。
それと鉱山に伊勢神宮と共に祭られているのも地味に気になるんだよなぁ。
この神社がそもそも山の麓に作られたことからして、当時の建築技術では(平城京と少なくとも前後して作られてるはずです)かなり難易度が高かったはず、まだ山寺の類が日本にないんだよね、そこで建材そのものに傾斜を付けて巨大建築を作るって、その時点でなんでそんなことを試みたのか、建築技術はともかく、設計がただごとではないw
それと、この神社のみが深い特別な紅の色を保っている理由として20年に一回の建て替えがその理由として挙げられていたんですが、要するに資金だよね、金喰い虫の春日社に対して片割れの興福寺がせっせと貢いでいた記憶なんですが、今の資金源はどこなんだろう、それともあるいは、今も関係する土地を持っているのかな。
なんだろう、すごく面白かったし、なんとなく納得する部分もあったものの、調べれば調べるほどわからないことも出てくるなぁ、それとて面白いですが。


***7月25日めも。 [#hde0fe33]

『和歌文学の世界 '14』#13「樋口一葉の和歌」の引き続き、というかあとこれが終わったらば録画された放送大学の講義は2回分です、他にも歴史系の番組があるので適当に交えていくか、それとも一気にやってしまうかを迷っているのですが。
(他の番組も微妙に興味薄いところに差し掛かってて停滞気味だったりもするのでどっちになるかは微妙。)
 
で、もう一本のまともなやつのほうをまず一旦講義の内容をざらざらっとまとめたあとで、まるで読書感想文を書くかのように再構成していたのでちょっと疲れました、なんというか、あまりにも綺麗すぎてちょっと興味が薄かったんですけども。
その綺麗すぎる世界が樋口一葉の世界そのものであり、綺麗というよりはあまりにも狭い世界だった、その世界をあらん限りの力を込めて全て表現していたのが彼女なんだろうという感じの、ぶっちゃけ、自分で書いててなんかちょっと騙されて今樋口一葉に興味出てきてしまったよなんだこれ?!
多分あれ、この講義でやりたかったのもあるいはそれだったんじゃないのかなー、と今となると思わないでもないです、彼女の通った学び舎の痕跡、彼女の読んだ和歌の中の自然の情景は彼女が師から習ったそのままの反映。
小さな地域の中の祭りの風景の光景、井戸が今も残るような住宅街、多分母子のみで暮らす家はあまり大きくなかったんだろうなという部分も。
そうして、自分の周囲には自分が才能で勝ち取った学び舎に通う権利を、生まれながらに有し、そこの経験をただ携えていけばいいのだろう学友。でも多分そこの差は、彼女の和歌にも小説にもない、長生きしていたらどんなふうになったんでしょうね、彼女は。


***7月26日めも。 [#w249ccfd]

『権力の館を考える '16』#15「「権力の館」を語る-「適切な状況規定」と「新しい公共の館」-」で放送大学なのです、まとめて録画していた4講義の中の3つめ終了ですー、あとは和歌の講義だけー! 和歌の講義はまだ3本残っているのでそこまで油断は出来ないもののそこまで気張らなくても大丈夫だと思ういやなんか近代に突入してしまいましたけども(いまいち興味が薄い)。
で、二回ほど休まれた若い佐藤さんがこの講義に復活されていまして、そうだね、イランを扱った二回以外全部いるもんね、「御馴染みの佐藤さんです」と言われて思わずそうだね!! と言いました、なんだろうね御厨さんのお気に入りなんだろうか。
なんかいかにも将来有望って気もしますが、単独だとこう、毒が薄いというか。
そしてここでまとめと岸邸に関してのまとめをしていたのですが、金庫が寝室の側で金庫狙ってた場合にどうするんだよ、とか、政治家を引退してから10年も経ってから政治の舞台として御殿場に屋敷を作ったのはどういうわけだろうとか。
まあ、隠居するつもりはなかったんでしょうね、機会があれば総理大臣になりたいと言っていましたし、と語られていましたが、なんだろう、確かに近代史を見ると政治家ってのは半ば終身制みたいなところがあってどっちかというと人材の不足という気もしないでもないんですが、岸さんに関しては特に復活することもなかったんだろうなぁ。
ただ、それでも影響力はずっと持ち続けたということでもあるのかな。
 
この回のまとめでは佐藤さんと御厨さんのテーマなしのディスカッションになっていたのですが、御厨さんが「君はがちゃわちゃが嫌いなの?」と何度か繰り返し聞いていて、最終的に佐藤さんが認めていたんですが、嫌ってたのは体育会系気質かなぁ、とふと。


***9月23日めも。 [#jed63653]

『京都 国宝浪漫』#54 京に新たな国宝誕生 岩清水八幡宮、でktvで9月20日の放送です、BS11のほうでも同じ系統の番組見ていて京都KBSのサイトもほとんど同時に検索で出てくるので正直どっちが元かわからな…と思ってたらエンドクレジットに製作協力でこの2局が並んでたわ。
あ、最初から一緒に作ってたってことだったのね(あるいは途中から参加の可能性とかもありますけども、調べればわかるという説もありますとも)。
 
とりあえずこの岩清水八幡宮は少し前くらいからちょくちょくエンカウントするようになったんですが、神社の中では国内総合2位、たまにこの順位とか言ってることがあるんですけども時代で変わったり条件で変わったりするのでだいたいまあ妥当だろうという程度の意味です、本来の用語とかでは全くないです見ればわかると思うけど!
宇佐八幡宮とか鶴岡八幡宮とかもめっちゃ有名なのでいまいち省略出来ないので友人のももまんとは「いわはちさん」と呼んでいます、たまに託宣が下るのか変なこと言い出すとかいう評価もありますすみません、でも本当に変なんだよ客観的に見ても。
で、ここのいわはちさんが国宝指定されるようになったので、そのお祝い的におめでとー! 的な番組、いやー、やっとですかー、とか言われてましたが、まああれだよね、国内順位2位のわりになんか影が薄いというか、過去のあらゆる政治権力と縁が近いはずなのになんで現代になって急に離れたんだろうよくわからないw
というか「本社」と呼んでいたのでちょっと気になったんですが、内殿と外殿が中にあるの? あとこう、20年ごとに建て替えー! と言ってた春日大社と比べて研究者みたいな気質の方がじわじわ直してました、平成の大修理って、あ、滅多にやらないのね?


***9月24日めも。 [#u41635d8]

『古地図で謎解き!』#39 「関ヶ原の戦い」討ち死に武将の男気、いつどこでやってるのは書き写し忘れましたが同じ番組を前にも後にも見てるのでまた記録しておこう、それとあれ、この辺の番組はやっぱり大河ドラマの影響ってことでいいんでしょうかね? 正直BSとNHKとテレ東の歴史番組ならまだ間が持つんだけども(どこのBS局ってわけでもなくてBSならわりと全般、多分メイン視聴者層の純粋な違いだと思います、自分で書いててもむごい言い方だけど)、あんまり歴史題材の番組見ないのでこういう大河もろばれのものが多いのか少ないのかよくわかんない。
あ、いえ、この番組の場合、大河を意識してるのかどうかもよくわかなかったというか、ドラマ以前に作ってても不思議ではないような内容でした、正直ドラマとほぼ同系統だと思うけど、系統によってはこの傾向は昔からあるっぽいしなぁ。
(要するに大河ドラマもどこかしらの情報の系譜に乗ってるのよね、どこでどの情報を選択するかという連続性で個性はだいぶ出るけども。)
(だから上品に大河ドラマに乗っかった歴史題材番組と、もともと大河が採用した説を語ってる方は見分けつかない、うん、それがなによりです。)
 
まああれ、大谷さんと石田のみっちゃんはなぜ関ヶ原で戦ったんですか。
みっちゃんがハイパー不器用さんだったからで、そこで放置しておいてもどうせジリ貧になるんだから今の段階で加担したほうが一番マシじゃろう、みたいな思惑があったんじゃないかな、まあでも、友情もあったと思うよ、みたいな展開でした。
いいんじゃないですかね、外側から見てわかる範囲でこの辺が妥当なんじゃない? と触れるのが健全だよね、ただまあ、堅実すぎるという説もないでもない。身勝手。


***9月25日めも。 [#j5c1a09f]

『和歌文学の世界 '14』#14「近代短歌の世界」です、えーと、あとこれが終わったら1回ですがすでになにをやっていたのかの記憶があんまりありませんというか、前回でやっと講師の方の手法(和歌の内容に触れ、次に作者の世界そのものの中で和歌を探すという、双方向からのアプローチ、それがわかればどこ見るのか最初から掴みやすいな、と思った矢先の交替でした、いや守備範囲の時代考えると仕方ないんだけども!!)にやっとこ馴染んだところだったんですけどもねー。
なんかこう、これがいつも見てる文学論なんだよね、『和歌文学の世界』は前半を担当していた方が珠玉に面白くてちょっと埋もれてたけど、後半扱ってた方もちゃんと面白かったんだな。
いやあの…実物があるものを理論的に分析するのは見るのが好きなんですけども、文学をずっと語られるのはかなりレベルが上がらないと面白さに辿り付くの難しいのかもしれない、いやでも、どこにでも事情がわかると面白くなるという側面はあるはずなんだ今までの授業を下敷きにして、和歌って悪くないかも、と思ったのを思い出すんだ私。
 
みたいな感じでことほど失礼かつ無礼なんですが、そもそも素養がないところをいきなり後半から見始めて名前くらいしか知らないのに面白かった! という部分がすごいのであって、当然のことながら真面目に学問として取り組んでらっしゃる人が悪いわけではないのです、私のほうに受け取る素地がないってのが問題なだけで。
だからえーと、違う、近代短歌の世界は古来からの言葉を本歌取りの要領で使い、それでいて新しい世界の言葉も同時に使うという世界観なのか、石川啄木? 正岡子規? どっちだっけの窓ガラスのおかげで作られたジャンルか、ちょっと興味湧いた。

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