Top / 雑記:とうらぶその他、64

雑記:とうらぶその他、64 のバックアップ差分(No.2)

Last-modified:


  • 追加された行はこの色です。
  • 削除された行はこの色です。
*雑記:とうらぶその他、64 [#v02343a3]

***11月9日めも。 [#k7a31714]

『鑑真』人物叢書の読了です、まあ、スタンダートな本でそれほど特に面白いということもなかったんですが悪くなかったのは多分あんまり知らない時代ってこともあるのかなぁ、というのが正直なところなんですが。
このあとに読んでいた『比叡山延暦寺』に関しては優等生すぎたかなー、という気も、いやあれです、続けて読んだ仏教の本という以外になんにもつながりはありませんけども。
 
というかこの本が比較的大人しい内容ながら、わりと面白かったという記憶だけがあって内容部分が曖昧だったんですが、もう一つのレビューを書いているうちに思い出しました、中国時代がかなりしっかりと書かれていたのがその理由だ。
あと、日本に来て目的が果たせず失意の晩年を送った、と評されていた本も読んだことがあるのですが、正直失明してまで日本に来て、結構アクティブにあれこれ動き回って落ち着ける寺(唐招提寺、唐と付いたのは鑑真さんの死後って認識でいいのかな? あ、これ本当に国名だったのね)も貰って、戒壇院を設置して、密教も伝えて、という痕跡が残っているようなので、そんなに不遇って印象でもなかったかなぁ。
派手な事績を残したかというとそこまででもないようなんですが、そもそもかなりの高齢の失明された方に対してこれ以上頑張れってのも言いすぎな気もするなぁw
密教はこのあとの鎌倉時代の栄西さんの前に日本にあったのかなかったのかが微妙にわかっていなかったんですが、失明された鑑真さんが口伝で教えてくれた、ということだと確かに本格的に伝わってるとは言いにくいのかしら。
とはいえ、密教目当てで大陸中国に渡る僧はちょくちょくいたらしいことが他の本でも触れられてたし、伝来の役目を果たしたとも言えるのかもねー、知らんけど。


***11月10日めも。 [#m13003f3]

『比叡山延暦寺-世界文化遺産』歴史文化ライブラリーの読了でっす、まあ正直、一つ前の雑記でも呟いてしまってますがあんまりおもしろい内容でもなかったんですが、あれやこれやと読んできて、ついつい寺の政治的な側面を気にしてしまうせいも普通にあるんじゃないかと思います。
が、お寺はお寺であり、特にこの本は文化財保護の観点から本を書かれたと言ってるし、実際に比叡山に在籍していてさらに学校の先生をしているというので、この内容に関してもまあ人柄のままだよな、ということで割りと納得。
『比叡山延暦寺-世界文化遺産』歴史文化ライブラリーの読了でっす、まあ正直、一つ前の雑記でも呟いてしまってますがあんまり面白い内容でもなかったんですが、あれやこれやと読んできて、ついつい寺の政治的な側面を気にしてしまうせいも普通にあるんじゃないかと思います。
が、お寺はお寺であり、特にこの本は文化財保護の観点から本を書かれたと言ってるし、実際に比叡山に在籍していてさらに学校の先生をしているというので、この内容に関してもまあ人柄のままだよな、ということで納得。
というかわりと、最澄さんに関しては同時代の空海さんと比べると印象が地味というか。
本の中でも沢庵好きだったんだけどねぇ、完全に取られてしまったねぇ、あと大師号も先に持ってたのは最澄さんだったんだけどもねぇ、などという感じで。
織田信長の焼き討ちに関してはまあだいたい毎回規模やら理由やらがばらばらと別れてるんですが、当時の寺がそもそもわりと戦場に関わることが少なくなかったらしく。
荘園資料を調べている人が延暦寺のものが手に入らない、ということを言っていた辺りはわりとガチかな、という気もします。
 
というか読んでて気になったんですが、鑑真さんの碑がこの山にあることって延暦寺の位置選定とはなにか関係あったのかなあ?
なんかこう、微妙な位置にあるよね、比叡山延暦寺。
これそのものを鬼門封じと表現するのも納得ではあるんですが、朝廷の記録読んでるとどっちかというと賀茂神社が挙げられていたような印象だし、なんとなく違和感。
あと、祇園社を管理下に置いてたのってどういう文脈なのかもまだ不明…よし次。


***11月11日めも。 [#w3b51ca1]

『経営者・平清盛の失敗-会計士が書いた歴史と経済の教科書』の読了にゃす、実際正直経済の専門家が歴史に乗り出して来たよー、というのはだいぶ面白い内容になっていたのではないかなと思うのですが、これで真実です打ち止め! という感じの締めくくり方をしているのにわりとあっさり「ありがとー、その考え方参考にするねー(ノ´∀`*)」とさらなる新説へと連綿と続けて行くような歴史ジャンルには馴染んでくれたのでしょうか。
別に間違っててもいい、仮説は否定されるだけでも十分役に立つんだよ、というのが前々からの持論です、ただし丁寧に情報は盛り込むべきだと思うんだ。
少なくともこの本は、かなり頑張ってらしたと思います。
寺が作ってた為替に関してだと、正直触れてても良かったと思うんだけどね!
銭以外のお金は地方独自でわりとあったんだよーん、というのはこれよりもあとに出た本の内容なので不問です、というかその本でもこっちの本がちゃんと参考にされてたしね、ありがとう他ジャンルの方参考になるよ! という逞しさ。
 
まああれ、平清盛が大宰府を通じてどうも貿易がっつり推進してたらしいことは他の本でもちょうど読んでいたんですが、重源さんとかを送っていたんだよー、などということは触れてはくれないでしょうか、経済的にも重要だと思うんだけどねあの人。
(少し後の時代の東大寺の大勧進でそれこそ平家が焼いてた南都復興に尽力した僧侶。)
宋銭の輸入はすでに仏具の材料としてされていたのではないか、というのは面白い、というか、実際に作られたものはあるんですねこれ。
貨幣として使われるより前か後か、という問題はあるのでしょうが、銭として使えなかったら最悪材料って発想そのものはあっていいような気がする、安全保障は大事よね。

&tag(とうらぶ雑記);
(とうらぶその他、64)
#taglist(tag=とうらぶ雑記);